特徴
粉砕と分級が同時に進行でき、特殊な機構設計による分級と粉砕効率向上の相乗効果が得られる
- 粉砕ゾーンの巧みな分級効果により、ナノレベルから数十ミクロンの粒度分布の狭い細粉が得られる。
- 粉砕ノズル内部に粗粉が戻り再加速されることにより、粉砕効果が高い。
- 低融点、弱熱性物質の粉砕が可能。
- 粉砕時のコンタミネーションがない。
- 可動部分がないため保守、点検が容易。
原理
マッハ2.5以上の超音速流に粒体を連続的に供給し、粒子同士の衝撃で粉砕。同時に粉砕機内に設けられた分級室で、旋回力によって分級された微粉が、真ん中の開口から回収される。微粉はサイクロンまたは集塵機で捕集して、粗粉は、遠心力により処理室の壁側に寄せられ、戻り穴から再び加速。その結果、シャープな粒度分布をもつ超微粒子を高い効率で容易に得ることが出来る。
①粗い粒子(原料)は原料投入のノズルに注入され、圧縮空気の気流による遠心力で
外側を旋回し、粒子同士の衝撃及び壁との衝突で粉砕を行われる。
②粗い粒子は戻り穴に導かれる。
③圧縮空気による6本の超音速ノズルにて再加速されることで、粒子間衝突力が上がる。
④細かくなった粒子のみが、気流と共に中心から排出。
用途
二次電池材、セラミックスまたは硬い原料、トナー、医薬品、顔料、樹脂、金属粉、食品、シリカ、酸化チタン、黒鉛、アルミナ、けい素等の粉砕処理。
仕様
Model | Compressed Air
Consumption |
Power of Comp. | Piping Dia | Weight |
---|---|---|---|---|
m3/min | kW | – | kg | |
PJM-80SP | 0.5 | 5.5 | 20A | 11 |
PJM-200SP | 2.8 | 22 | 80A | 58 |
PJM-380SP | 7.0 | 55 | 125A | 140 |
PJM-510SP | 12.5 | 125 | 150A | 230 |