原理
生産用として大量な試料を焼成するためのロータリーキルンです。定量供給装置やオートフィーダーにより、試料の連続投入が出来ます。
駆動装置により、ドラムを回転させて試料の焼成ムラが低減出来ますし、また電気炉部の加熱ゾーンが独立制御となっており、顧客の独自のヒートカーブにも対応出来ます。
焼成後の製品は、排出口から排出されるため、連続運転が可能です。
高温ロータリキルン
特徴
-
- 石英・特殊金属などのレトルトの使用により
金属では出来ない高温処理が可能。 - 独自開発した気密構造により安定した雰囲気
制御が可能。 - 回転攪拌による均一、短時間加熱が可能。
- 窒素、水素、酸素、アルゴン、その他各種
雰囲気ガスの利用に対応可能。
- 石英・特殊金属などのレトルトの使用により
用途
各種粉体材料、金属系材料、その他
参考仕様例
キルンタイプ | 外熱式ロータリキルン |
---|---|
加熱温度 | Max. 1200℃ |
処理雰囲気 | 窒素・水素・酸素・その他 |
レトルト外形寸法 | ø250x950mm(加熱部) |
レトルト材質 | 透明石英、SUS310S、インコネル、特殊金属 |
レトルト回転数 | 1~15.0rpm |
加熱源 | 抵抗発熱体(金属) |
加熱能力 | 25kW |
特殊雰囲気+真空ロータリキルン
特徴
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- 特殊金属レトルトの使用により
高温処理が可能。 - 独自開発した気密構造により真空熱処理が可能。
- 回転攪拌による均一、短時間加熱が可能。
- 各種雰囲気ガスの利用に対応可能。真空ポンプと組み合わせることで、短時間で高純度の雰囲気にすることが出来る。
- 特殊金属レトルトの使用により
用途
各種粉体材料、金属系材料、その他
参考仕様例
キルンタイプ | 外熱式ロータリキルン |
---|---|
加熱温度 | Max. 1050℃ |
到達真空度 | 1Pa以下 |
処理雰囲気 | 窒素・水素・真空・その他 |
レトルト外形寸法 | ø250x950mm(加熱部) |
レトルト材質 | 特殊金属 |
レトルト回転数 | 0.4~4.0rpm |
加熱源 | 抵抗発熱体(金属) |
加熱能力 | 20kW |