特徴
- 成形現場が抱えるいくつかの課題に着目して、基本性能の向上、そして高機能と使い勝手の良さを追求したエルジェクトNEX シリーズです。
- 型にやさしいトグル機構として、ハイサイクル・高精度・高剛性・高耐久をもつ直圧的トグル機構を実現しています。
- 画面の大型化や操作パネルの新設計、便利で使いやすい高付加価値ソフトの搭載により作業性・操作性が向上しています。
- 成形品の不良率低減を目的に、加熱筒温度制御ゾーンの細分化・最適化などの新設計により、可塑化性能の向上を 図ります。
原理
射出成形では、以下の工程によって製品が完成します。
- 溶かす(溶融)
米粒状の材料ペレットを、ホッパーから投入され加熱シリンダの中で
加熱(200~300℃)し、水アメ状に溶かします。 - 流す(射出)
溶けた材料を、シリンジのように圧力をかけて金型の中に流し込みます。 - 固める(保圧・冷却)
金型内に流し込まれた材料が固まるまで、数秒から数分、
圧力をかけたまま冷却します。 - 取出す (型開き・製品取出し)
製品が固まった後、金型を開いて成形品を取り出します。
用途
可塑性セラミックスコンバウンド等の射出成形。
仕様例