成形したグリーン体に強度を付与する為の焼成装置ですが、グリーン体の寸法形状と焼成能力に合わせて様々な焼成装置が使用されております。一般的に焼成工程の前に高分子系の成形助剤を取り除く為の脱脂炉が必要ですが、成形助剤は約400~600℃で殆どが揮発してしまう為、焼成温度がそれ以上の場合、脱脂炉を使わずに焼成炉のみで行うことが多いです。
焼成は如何に変形を抑え、密度が均一に焼くことが基本となっている 一方、量産のコストに係る省エネ技術も焼成装置の重要な技術ポイントと言えます。
また、今後の無公害のEVの普及に不可欠なイオンリチウム電池材料には上記の従来の焼成目的に加えて、材料に様々な特性を付与するような雰囲気制御の技術が重要になっています。
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